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日本発バイオテックのグローバル戦略と創薬エコシステムの現在地
IVS2026下記セッションレポート 「世界で勝てる日本技術発のバイオテックー日本の成長戦略」 IVS2026 世界で勝てる日本技術発のバイオテックー日本の成長戦略 日本のサイエンスは世界的に見ても極めて強力であり、優秀な研究機関や国際競争力のある製薬企業が多数存在している。しかしその一方で、バイオテック産業という枠組みで見ると、世界的に通用する巨大なスタートアップや革新的な製品が日本発で生まれにくいという大きな課題を抱えている。本記事では、IVS2026にて語られた、バイオテック領域の最前線で起きている政府や民間を巻き込んだパラダイムシフトと、世界市場における日本の成長戦略について解説する。 製薬市場の特殊性と米国市場の重要性 製薬・バイオテック業界は、1つの新薬を開発するのに約10年から15年の歳月と、数百億円から多ければ数千億円という莫大なコストがかかる極めてハイリスクな業界である。臨床試験を開始してから最終的に承認を得られる確率は約1割程度にとどまる。しかし、一度成功すれば数千億円から数兆円規模の売上を記録する製品も多く、利益率も極めて高

安田 和貴/Yasuda Kazuki
7月7日読了時間: 8分


欧州発ディープテックが激突:全固体電池 vs 製造AI、ピッチバトルで見えた次世代産業の行方(Hannover Messe2026報告)
近年、テクノロジー領域のスタートアップを取り巻く環境は激変している。生成AIの台頭によりソフトウェア開発のハードルが下がる一方で、サプライチェーンの分断や地政学リスクといった物理的・マクロ的な課題が浮き彫りになっている。こうした中、次世代のビジネスエコシステムを牽引するのはどのような技術・企業なのだろうか。 先日開催されたピッチイベント「Startup Tech Race」では、アーリーステージのベンチャーキャピタル(VC)や業界のエキスパートを審査員に迎え、オーディエンスの投票によって勝者を決める白熱のバトルが繰り広げられた。本稿では、本イベントの議論をもとに、欧州発の注目スタートアップ4社の戦略を紐解きながら、世界のテクノロジー市場における競争優位の源泉を探る。 Hannover Messe2026 セッション: Startup Tech Race powered by Founders Fight Club (Founders Fight Clubが主催するスタートアップ・テック・レース) 登壇者: ・Dr. Markus Schillo

小宮 昌人 / Komiya Masahito
5月1日読了時間: 8分


東南アジアVC・CVCが語るエコシステムの今と日本への期待——テックウィンター環境の次なる成長領域とは(SusHi Tech TOKYO 2025報告)
世界的にスタートアップへの投資額が減少傾向にある「テックウィンター」が叫ばれる中、急成長を続ける東南アジア市場では、この状況を「次なる飛躍への準備期間」と捉える前向きな動きが加速している。人口約8億人を擁し、世界で最も急速に成長する東南アジアにおいて、現地のベンチャーキャピタル(VC)やコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)は、次世代のイノベーションの種をどこに見出し、どのような協業モデルを描いているのか。本稿は2025年5月に日本で開催されたアジア最大のスタートアップ・イノベーションに関するカンファレンスのSusHi Tech TOKYO 2025の下記セッションの内容を紹介する。東南アジア各国(ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア)を代表する投資家らの視点から、エコシステムの最新動向、巨大な実証フィールドを活用したオープンイノベーションの実態、そして高い技術力と長期的な視野を持つ「日本企業への並々ならぬ期待」について詳細に紐解いていく。 SusHi Tech TOKYO 2025 セッション名:東南アジア5カ国の有力VC・CV

小宮 昌人 / Komiya Masahito
2025年5月15日読了時間: 9分
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